APA系(日本心理学会の手びき):参考文献の書き方と整形ツール(非公式)
本サイトは日本心理学会の公式のものではありません。
同学会が公開している『執筆・投稿の手びき』2022年版(2024年4月補足)の文献リストの規定を、実例つきでまとめました。
心理学・教育学・看護学などで広く使われる、APA 第7版に準拠した書き方です。
日本語と英語が混ざったリストをその場で整えるツールも置いてあります。
このツールは、入力した文献リストを送信しません。
HTML ファイル1つで動き、貼り付けたリストはあなたのブラウザの中だけで処理されます。
通信の遮断はファイルに埋め込んだ設定(Content Security Policy)としてブラウザ自身が強制します。
この様式の要点:6つ
並べ方 :和文と欧文を分けず、第1著者の姓のアルファベット順に並べます(日本人の姓はローマ字読みで位置を決める)。
同じ著者なら単著が先で次に共著、第1著者が同じ共著どうしは刊行年でなく第2著者の姓の順です。
同じ年の文献は 2011a、2011b のように区別します。番号は付けません。
著者名 :和文は「姓 名」で、姓と名のあいだに半角空白を入れ、共著者は「・」でつなぎます。
欧文は「姓, イニシャル.」で、共著者は「, 」でつなぎ、最後の著者の前に「&」を置きます。
20名までは全員を書き、21名以上なら第1〜19著者、「...」、最終著者の順にします。
刊行年 :著者名の直後に置きます。和文は全角の括弧と全角のピリオドで「(2019).」、欧文は「(2019).」です。
表題 :和文の書名・論文名・誌名には『』も「」も付けません。副題は2倍ダッシュではさみます。
表題と誌名・出版社のあいだは全角空白です。
雑誌論文 :「誌名,巻(号), 始頁–終頁.」の順です。和文で斜体にするのは巻だけ、欧文は誌名と巻を斜体にします。
頁の区切りは2分ダッシュ(–)です。DOI は https://doi.org/… の形で末尾に置き、その後ろにはピリオドを付けません。
本 :和文の本は末尾に句点を付けません。欧文は書名を斜体にし、版数は (5th ed.) の形で書名の後ろに置きます。
出版地は書きません(手びきの実例にも出版地はありません)。
文献の種類ごとの実例
以下の実例は、当サイトのツールが出力したものです。題材には実在の文献の書誌情報を使っています
(手びきの例文そのものではありません)。規定の文言は手びき本体でご確認ください。
和文の本
稲上 毅(1981).労使関係の社会学 東京大学出版会
和文の雑誌論文(巻だけ斜体)
佐藤 嘉倫(1998).合理的選択理論批判の論理構造とその問題点 社会学評論,49 (2), 188–205.
和文の編書に収められた論文
舩橋 晴俊(1998).環境問題の未来と社会変動――社会の自己破壊性と自己組織性―― 舩橋 晴俊・飯島 伸子(編)講座社会学12環境(pp. 191–224) 東京大学出版会
欧文の本
Broadbent, J. (1998). Environmental Politics in Japan: Networks of Power and Protest . Cambridge University Press.
欧文の雑誌論文(誌名と巻を斜体)
Abbott, A. (1995). Things of Boundaries. Social Research, 62 (4), 857–882.
欧文の編書に収められた論文
Mayer, M., & Roth, P. (1995). New Social Movements and the Transformation to Post-Fordist Society. In M. Darnovsky, B. Epstein, & R. Flacks (Eds.), Cultural Politics and Social Movements (pp. 299–319). Temple University Press.
欧文の表題は、APA 第7版では文頭と固有名詞だけを大文字にするのが原則ですが、手びきは主要語の頭を大文字にする書き方も認めています。
ツールは入力された大文字・小文字をそのまま使います。
ほかの様式で書いたリストを書き直す
ツールは入力の書き方を自動で判定するので、社会学評論スタイルや「著者(年)『書名』」の形で書いたリストを貼って、
様式を「APA 系・日本心理学会」に切り替えるだけで書き直せます。そのとき、自動では決められない次の点は
書き換えずに「要確認」として知らせます 。
姓と名のあいだの空白 :「稲上毅」のように続けて書かれた名前は、どこで切れるかが機械では決まりません。
BibTeX(姓・名が分かれたデータ)から読んだ場合や、「稲上 毅」と空白を入れて貼った場合は、正しく空白が入ります。
終わりの頁の省略 :社会学評論スタイルの欧文は 857-82 のように省略することがありますが、
この様式の実例は省略しません。けたを推測で補わず、確認を促します。
翻訳書 :手びきは訳書の前に原著者名のカタカナ表記を書きますが、元のリストに無いことが多いため補いません。
欧文の名 :フルネームはイニシャルに縮めます。通常の語順(Brigitte Berger)で書かれた共著者名は、
最後の語を姓とみなして並べ替え、そのことを知らせます。
このツールについて
日本心理学会が作った公式のツールではありません。 同学会とは関係のない有志による非公式のツールです
書式の規則は、同学会が公開している『執筆・投稿の手びき』2022年版(2024年4月補足)の文献リストの章を読んで実装しています
手びきの PDF では、頁の区切りの2分ダッシュと副題をはさむ記号が特殊な文字で組まれています。
ツールは Word に貼って同じ見た目になる文字(– と ――)で出力します
整形結果は必ずご自身で確認してください 。投稿先の最新の規定が優先されます
書式の適用はすべて決まった規則で処理しており、生成 AI は使っていません。同じ入力からは必ず同じ結果が出ます
ご意見・不具合の報告
書式の誤りを見つけた場合や、対応してほしい様式・文献の種類があれば、お知らせください。
ogosso.bubble@gmail.com
参考文献整形ツール v1.1(2026-09)/ 有志による非公式ツールです(ご連絡は ogosso.bubble@gmail.com へ)
書式の出典:日本心理学会『執筆・投稿の手びき』2022年版(同学会が公開)。
正確な規定は同学会が公開する手びき をご確認ください。
整形結果は機械的な変換であり、正しさを保証するものではありません。投稿前に必ず原文と照合してください。
作成者に故意または重大な過失がある場合を除き 、本ツールの利用により生じた損害の賠償は、
直接かつ通常生じた損害に限られ、逸失利益・機会損失・データの喪失については責任を負いません。
外部送信について
対象 :この解説ページのみです。ツール本体は一切通信しません。
送信先 :Cloudflare, Inc.(Cloudflare Web Analytics)
送信される情報 :閲覧したページのドメインとパス、参照元のリンク、国、ブラウザ、OS、
端末の種別、ページの読み込み方法。入力した文献リストは含まれません。
Cloudflare は、Cookie や localStorage などブラウザ側に保存する仕組みを使わず、
IP アドレスや User Agent による個人の識別も行わないと説明しています。
利用目的 :このページの訪問数を把握し、ツールの提供を続けるかどうかを判断するためです。
ほかの目的には使いません。